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米国歯内療法専門医が実践する生物学的コンセプトに基づいた歯内療法

2020年1月12日

近年、歯内療法には様々な変革が押し寄せてきています。

ニッケルチタン製ローターファイル・CBCT・歯科用顕微鏡などは歯内療法の歴史において革新的な発明と言えるでしょう。しかし、数多くの文献によって、細菌感染が根尖性歯周炎の原因であることが判明してから、歯内療法を成功に導く鍵が`Microbial Contorol(細菌数をいかに減らし、その状態をコントロールするか)であるということに変わりはありません。そのような中で、先人たちが築いてきた歯内療法の礎を守らすに、現代の最新器具だけを使用しても歯内療法を成功に導くことは不可能でしょう。本日は歯内療法において守るべき基本原則を確認し、実際に米国歯内療法専門医がどのように診査診断を行うのか、どういった治療器具を使ってどの様に日々根管治療を行っているのか見ていただきます。また再根管治療に意思決定と治療の実際(クラウン除去・メタルポスト除去・ガッタパーチャ除去をを動画も交えながら解説していきたいと思います。